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精霊とはらのむし

by きさらちさと

精霊とはらのむし。すごいタイトルですね。
精霊って日本で言う妖怪とはまた違う位置にいると思うんです。
心の拠り所であり、信仰であり、伝統でもあるような。

パプアニューギニアの精霊

私の大好きな番組、『クレイジージャーニー』で、旅する作家山口由美さんがパプアニューギニアについて紹介する回がありました。
パプアニューギニアの内陸部には、圧倒的なジャングルの厳しさとマラリアなどで太平洋戦争の植民地時代に誰も足を踏み入れることができなかった地域があります。
その地域に住む民族が違う国や場所の人と初めて会った(ファーストコンタクト)のが1950~60年代。
つい60年前のことです。
未だにシェルマネーと呼ばれる貝でつなげた貨幣や、黒魔術という信仰が残っているという事実に衝撃をうけました。
これについて、興味のある方は本を読んだ方が良いです。笑
世界でいちばん石器時代に近い国パプアニューギニア

その本の中にも出てくるトーライ族の精霊、トゥブアンです。私はこのビジュアルにやられてしまいました。
かわいい!笑 さすがに写真はないのでイラストで雰囲気だけでも笑
トゥブアンは子供の精霊で、母親がドゥクドゥクという精霊です。
葬儀の時と、年に一度行われるマスクフェスティバルでしか見ることができない貴重な存在。

200種以上のキャラクター

続いては、アメリカンインディアンのホピ族によるカチーナドール。
写ルンですでフラッシュをたきわすれたため、折角カラフルなのにこんな粗い画像しかありません笑 
東京根津にあるホピ専門店Sun&Rainでは、なんと本物のカチーナ人形を購入することができます。
お土産として作られているカチーナではなく、本当の儀式に使われるものを譲っていただいているのだとか。店員さんが優しくて色々と教えてくれました。

(写真は大阪民族学博物館のカチーナ、恐らく戦士でしょうか?)
カチーナドールには200以上の種類があり、それぞれに神話や逸話がこめられています。
なんとなくの形は決まっていて、それを自分なりにアレンジしたりするため、作る人によって同じ精霊でもできあがりが違うのだとか。
「全ての生きとし生けるもの、 そして人生に光を与える精霊」
「人生の迷いを叱咤激励し正しい方向へ導いてくれる精霊」
など、魅力的な精霊ばかりです。すごく身近な存在だなぁと思います。

日本も負けてません。 
はらのむし?

精霊とは少し違いますが、医学的に考えられていたものです。
戦国時代1568年に針聞書という鍼治療の医学書が編集されました。
五臓六腑に虫がいると考えられていたんですね。(68種いるとか)

左から肝虫 肝癪 腰抜けの虫

中でも私が好きなのがこの気積(きしゃく)。
油気の物を好み、魚や鳥も食べる。虎の腹を食べると退治できる。

なぜこの子なのかというと、、
針聞書は九州国立博物館に収蔵されています。
(昨年の江戸東京博物館で行われた大妖怪展では針聞書がはるばるやってきてくれました)
その九州国立博物館が力を入れてグッズ展開をしているのです。笑
これがかわいくてかわいくて。
実は私はまだ行ったことがないのですが、友人が私が好きそうだからと買ってきてくれました。

あまりにかわいいので、オフィスの癒しとしてかわいがっています。
触りすぎてだんだん毛が寝て、綿もやわやわになってきました。笑
でもそれがいいんです。
ぬいぐるみの記事についてはまた今度。


きさらちさと
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